(味噌 その6)○ 「凄麺 札幌 じゃがバター味噌」(ヤマダイ)北海道の美味しい食材の一つであるジャガイモ。そして、酪農王国ならではのバター。それらを合体させたカップ麺が凄麺シリーズから登場です。 しかも札幌といえば味噌ラーメンなのですが、それに乗せてしまおうという発想が素晴らしいです。こんなに美味しいものばかりがそろい踏み。 お湯を入れてからの5分間はホントに待ちきれないといった感じです。 5分後に蓋を開けて液体スープと香味油を入れると味噌とバターが混ざった本当に良い香りがしてきました。食欲を思いっきりそそられますね。 早速、スープを一口いただきます。ポークとチキンエキスがベースのスープに酸味の効いた味噌とバターの風味が混ざってなんともいえない美味しさです。 具はポテト、キャベツ、ニンジン、コーンの4種類。特にポテトは皮付きで食べごたえがあって美味しいですね。 麺はノンフライのややちぢれ麺。少し太めの麺はツルッとした食感に加えてコシも十分といった感じ。さすが凄麺、素晴らしいです。 スープに具に麺。どれもこれも満足に値する一品。札幌に来なくても地元を味わえるお薦めのカップ麺です。 ○ 「らーめんでっせ 味噌」(明星) シンプルイズベストを追求している「らーめんでっせ」。その味噌バージョンの登場です。 シンプルが一番といっても全てをシンプルにすると単に美味しくないですからね。その辺をどう克服しているのか、ワクワクしてお湯を入れました。 4分後に蓋を開けたらほんのりと味噌の香りがしてきました。若干、香辛料っぽい香りもしてきますね。 早速、スープを一口いただきます。あっさりとしたみそ味にピリッとした辛さが加わっています。ダシはポークとチキンがベースとなっていますね。 具はゴマ、唐辛子、長ネギの3種類。一応、具ということにしておきます。何も書かないと寂しいので。 麺はノンフライのややちぢれ麺。スープや具に余計なものが無い分、麺の味をしっかりと味わうことが出来ます。モチモチとしていて結構美味しいですね。 余計なことを考えることもなく集中して麺を味わえる一品。245キロカロリーという低カロリーも魅力的です。 ○ 「ヌードルグー! みそラーメン」(エースコック) みんなで食べようヌードルグー!シリーズのみそラーメンバージョンです。 味噌ラーメンといえば芳醇な味噌とニンニクが絶妙に混ざったスープが特徴。そんな感じのスープが再現出来ているのかに注目です。 お湯を入れて3分、蓋を開けるとカップ麺味噌特有の香りがしてきました。麺の出汁と味噌が混ざったような感じです。 早速、スープを一口いただきます。ほんのりとした味噌の香りがするあっさりとしたスープです。癖が無いので飲みやすいですね。 具は挽肉、ナルト、コーン、長ネギの4種類。味噌ラーメンならではのコーンがタップリと入っているのが嬉しいですね。甘くてとても美味しいです。 麺はスナック麺タイプ。このカップの形状にはこのタイプの麺が一番ですね。スープや具とよく絡んで良い感じでいただけます。 芳醇な味噌とニンニクの絶妙なハーモニーとまでいきませんが、気楽に食べられる味噌といった感じの一品。夜食やおやつに最適ですね。 ○ 「サッポロ一番 みそラーメン ポテト盛り!」(サンヨー食品) ロングセラーであるサッポロ一番みそラーメン。春の期間限定として登場した「ポテト盛り!」バージョンです。 味噌ラーメンにコーンを採用することが多い中、あえてポテトを採用したということが嬉しいですね。ポテトと味噌は相性バッチリ。ワクワクしながらお湯を入れました。 3分後に蓋を開けるとカップ味噌定番の香りがしてきたのと、目には山盛りのポテトが目に入ってきました。とても美味しそうですね。 早速、スープを一口いただきます。動物系のだしに味噌が混ざっているのですが、わりとあっさりとしているスープです。 具はポテト、コーン、チンゲンサイ、キャベツ、赤ピーマンの5種類。目玉のポテトはとてもたくさん入っていてとても良い味わいになっています。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。わりと細めで柔らかいのですが、スープや具と絡めていただくととても美味しいです。 美味しい味噌スープにポテトがよく合っている一品。春の限定と言わずにいつも食べることが出来れば嬉しいなと素直に思いましたよ。 ○ 「冬に味わう 味噌らーめん」(サンヨー食品) 寒いときにいただくと体が温まる味噌汁。味噌には体を温める何かが入っているのでしょうね。 北国札幌ではこのような味噌の利点を活かして味噌ラーメンを作り出しました。このカップ麺はその基本原点に立ち返ったもの。勝手に信じ込んでお湯を入れましたよ。 5分後に蓋を開けて特製スープと液体スープを入れると熟成された赤味噌のとても良い香りがしてきました。とても食欲をそそりますね。 まずはスープを一口いただきます。赤味噌の酸味と甘さがとてもよく染みこんだスープですね。なんというか、このスープだけをずっと飲んでいたいような気になります。 具は挽肉、キャベツ、ニンジン、コーン、モヤシの5種類。シャキシャキとしたキャベツと味わいのある挽肉がなんとも美味しいです。 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした食感に加えてコシの方もしっかりとしているので、とても美味しくいただけます。 本格的な赤味噌の香りとその味わいは体だけではなく心も温めてくれる。素直にそう思わせる一品。味噌ラーメンとしての完成度はなかなかだと思います。 ○ 「上州ラーメン みそ」(大黒) 大黒食品さんの所在地は群馬県。間違いなく上州で作られたラーメンです。 ネーミングの響きの良さだけで誤魔化しているのか。一瞬、そんなことを思いましたが、こればかりは食べてみないと解りません。 期待と不安を胸にお湯を注いで3分待ちました。蓋を開けるとワカメの香りとともにうっすらと味噌の香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。赤味噌のスープはワカメの出汁を感じることができるくらいあっさりとしています。一味のピリッとした辛さも良い感じですね。 具はワカメ、コーン、ニンニクスライス、ゴマ、長ネギの5種類。スープに影響を与えるワカメも美味しいのですが、ニンニクスライスの風味も抜群です。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。特にこれといったところは無いのですが、スープや具と一緒にいただくとより一層美味しいです。 正直なところ、あまりにもあっさりとしたパッケージなので不安の方が大きかったのですが、食べてみるとなかなかいける一品。美味しかったです。 ○ 「大黒軒 味噌ラーメン」(大黒) 「信州みそと群馬上野村産十石みそをブレンドし、枕崎産かつおエキスを隠し味にした、ピリ辛スープ」と蓋に書いてあります。 かなり気合いの入ったカップ麺。そう、感じ取りました。もう、ウキウキワクワクどころではありません。かなり期待をしてお湯を入れましたよ。 3分後に蓋を開けて液体スープを入れると、とても良い味噌の香りが漂ってきました。ちょっと唐辛子の香りも混ざっていますね。 早速、スープを一口いただきます。思ったよりあっさりとしたスープですね。ピリッと辛くて味噌の味もするのですが、出汁云々の話はいずこへ・・・。 具はワカメ、コーン、ニンジン、ゴマ、ナルト、長ネギの6種類。それぞれの具は少なくてインパクトがないというのが残念です。 麺は平型の麺。味噌ラーメンとしてはかなり特殊な麺。一瞬、うどんやきしめんと間違えてしまいそうなくらいですが、味は美味しいです。 麺が特徴であっさりとしたスープを味わえる一品。これはこれで美味しいのですが、蓋に書いてあることは何処へ行ったのか。その辺がかなり気になります。 ○ 「札幌でみつけた 背脂みそラーメン」(エースコック) 札幌のラーメンといえば味噌ラーメン。熟成された味噌と出汁の効いたスープ、そして太めのちぢれ麺が特徴です。 その札幌味噌ラーメンの特徴をどこまで追求出来ているのか。そんなところに注目してお湯を入れましたよ。お腹も減っていますしね。 お湯を入れて4分、2種類の液体スープをよくかき混ぜるとニンニクの効いた味噌のとても良い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。背脂が加わったスープはとてもこってりとしているのですが、不思議と次から次へと口に運んでいってしまう美味しさです。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。チャーシューはまあまあの美味しさなのですが、長ネギがいろんな切り方をしてあるので視覚と味覚で楽しめます。 麺はノンフライ麺。札幌ラーメンの特徴の一つである太めのちぢれ麺が忠実に再現されています。麺自体の味わいも抜群なのでとても嬉しいです。 札幌味噌ラーメンの特徴を見事に再現したまさに納得のいく一品。すすきのラーメン横町に行かなくても札幌を味わうことができます。 ○ 「スーパーカップ コーン熟成みそ」(エースコック) スーパカップシリーズが誕生してから20年。ロングセラーの熟成みそがコーン熟成みそとしてバージョンアップしました。 熟成みそにもコーンが付いていたような気もするのですが、その辺は気にせずにどのように美味しくなったのか楽しみにしてお湯を注ぎました。 3分後に蓋を開けて液体スープを入れるとニンニクが混ざった熟成味噌の良い香りが漂ってきました。とても食欲をそそりますね。 まずはスープを一口いただきます。甘辛で味わいのあるスープはニンニクエキスが効いていてとても美味しくいただけます。 具は挽肉、コーン、キャベツ、長ネギの4種類。特に目玉のコーンは見た目も映えますし食べても甘くて美味しいです。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。味噌スープがよく染みていて美味しくいただけますし、量も多くてとても食べごたえがあります。 正直、前任の味は忘れてしまいましたが、コーン熟成みそは間違いなく味と量に満足のいく一品。味噌の風味がいつまでも楽しめました。 ○ 「麺職人 まろやか味噌」(日清) お馴染みの麺職人のまろやか味噌がニューバージョンとして登場しました。 何処が美味しくなったのか。蓋をよく見てみると「新ノンフライ麺」と書いてあります。麺がさらに美味しくなったということで食べるのがとても楽しみです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜると、味噌のとても良い香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。 まずはスープを一口いただきます。味噌の味がとても強調されているスープは割とあっさりしていて美味しくいただけます。 具は挽肉、キャベツ、ニンジン、コーン、長ネギの5種類。特に挽肉とコーンはスープとの相性がバッチリです。 麺はノンフライのややちぢれ麺。モチモチとした食感が特徴的で麺そのものもよく味わえる感じがします。 正直、前作との違いはよく解りませんが、間違いなく美味しくいただける一品。これからも長い間愛され続けるでしょう。 ジャンル別一覧
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